ワーカーだけでなく、アプリ側にも責任がある
スキマバイトを1000回以上経験してきて感じることがある。
それは、
飲食未経験者が悪いのではない。
未経験者を十分な準備もなく現場に送り出す仕組みに問題がある。
ということだ。
飲食店は「誰でもできる仕事」ではない
飲食店の仕事は一見すると簡単そうに見える。
しかし実際は違う。
例えばホール業務だけでも、
- サロン(エプロン)の結び方
- トレンチの持ち方
- グラスの拭き上げ
- カトラリーの扱い
- 配膳方法
- 下げ物のルール
など、最低限知っておくべきことがある。
現場で驚くことも少なくない
スキマバイト現場では、
サロンをリボン結びにしている人を見かけることがある。
飲食経験者なら分かるが、
一般的には一文字結びが基本だ。
また、
- トレンチを両手で持つ
- グラスの拭き方を知らない
- カトラリーの扱いが分からない
- コックシューズを履いていない
といったケースも珍しくない。
もちろん本人を責めるつもりはない。
知らないのだから当然だ。
問題は別のところにある。
未経験者と経験者を同じ土俵に立たせている
現在のスキマバイトアプリでは、
飲食経験者も未経験者も同じ求人に応募できることが多い。
店舗側は即戦力を期待している。
しかし実際に来る人は未経験。
当然ミスマッチが起きる。
そして困るのは、
店舗だけではない。
ワーカー本人も肩身の狭い思いをする。
本来はアプリ側が教育すべきではないか
ここは以前から疑問に思っている。
タイミーやシェアフルは、
数多くの飲食求人を掲載している。
それなら、
最低限のホール研修動画や確認テストを用意しても良いのではないだろうか。
例えば、
- サロンの結び方
- トレンチの持ち方
- グラスの拭き上げ
- カトラリーの扱い
- 配膳の基本
これらは10分程度の動画でも学べる内容だ。
未経験者が悪いわけではない
勘違いしてはいけない。
未経験で挑戦すること自体は素晴らしい。
誰だって最初は初心者だ。
問題は、
未経験者を教育なしで送り出し、
現場任せにしている仕組みである。
結論
飲食未経験者がスキマバイトに応募すること自体は悪くない。
しかし、
飲食経験者と同じ扱いで現場に送り出される現状には疑問が残る。
店舗側は即戦力を期待する。
ワーカーは何を求められているか分からない。
その間に立つタイミーやシェアフルこそ、
最低限の研修や教育コンテンツを整備する役割を担うべきではないだろうか。
未経験者を責めるのではなく、
未経験者でも安心して働ける仕組みを作る。
今後のスキマバイト業界には、その視点が必要だと感じている。

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