飲食スキマバイトのやりがいは、「人の幸せ」を間近で見られること。

私は1000回以上、飲食店でスキマバイトを経験してきた。

大変なことも多い。

忙しい時間帯は息つく暇もなく、立ちっぱなしで足も痛くなる。

それでも、「この仕事をやっていて良かった」と思える瞬間がある。

先日、おじいちゃんが娘さんと、お孫さん二人を連れて来店された。

お孫さんたちは嬉しそうにメニューを見ながら、「これ食べたい!」「私はこっち!」と笑顔で話している。

その様子を、おじいちゃんは優しく見守りながら、「好きなもの食べな。」という表情で微笑んでいた。

私は料理を運びながら、その光景を見て自然と温かい気持ちになった。

飲食店で働いていると、こうした家族の時間や、記念日、久しぶりの再会など、お客様の大切な瞬間に立ち会うことがある。

そして帰り際、

「ごちそうさま。」

「ありがとう。」

その一言をいただけるだけで、不思議と疲れが少し軽くなる。

飲食の仕事は、料理を運ぶだけではない。

誰かの楽しい時間を支える仕事でもある。

もちろん、理不尽なお客様に出会うこともある。

忙しさに追われる日もある。

それでも、こうした何気ない一日があるから、私は飲食スキマバイトを続けられているのかもしれない。

求人票には時給や仕事内容しか書かれていない。

でも、本当のやりがいは数字では表せない。

「ありがとう」の一言と、人の笑顔を間近で見られること。

それが、1000回以上現場に立って感じた、飲食スキマバイトの魅力である。

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