飲食店では仕込みで、
「2kgのポテトフライを100gずつ小分けしてください。」
という作業を任されることがある。
一見、誰でもできる単純作業に思える。
しかし、この作業一つで仕事の進め方に差が出る。
普通のやり方
袋を一枚用意する。
ポテトを入れる。
計量器に乗せる。
95gなら少し追加。
103gなら少し戻す。
100gになったら次の袋。
これを20袋分繰り返す。
もちろん間違いではない。
しかし、この方法では計量器に乗せる回数が非常に多くなる。
仕事が早い人のやり方
最初から計量器に頼らない。
まずは経験と目分量で、
「これくらいで100gだろう」
という量を次々と袋へ入れていく。
20袋すべて小分けした後で初めて計量を始める。
誤差がある袋だけを少し調整する。
すると、計量器の前で悩む時間が大幅に減る。
結果として作業スピードが圧倒的に速い。
大切なのは作業ではなく工程を見ること
仕事が早い人は手が速いわけではない。
工程そのものを減らしている。
一つ終わらせて次へ進むのではなく、
全体を見て効率よく進める。
これは飲食店だけではない。
どんな仕事でも共通する考え方だ。
私は1000回以上スキマバイトを経験してきたが、仕事ができる人ほど「手順」を工夫していた。
速さは才能ではない。
無駄を減らす考え方なのである。

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